電気「将来にわたり、安全でおいしい水を供給する」

担当プロジェクトについて

東京都水道局では、集中的に更新時期を迎える浄水場や切迫性が指摘される首都直下地震への備えなど、解決すべき多くの課題に適切に対応していくことが必要です。将来にわたり安定給水を確保していくため、また全国の水道事業体が抱える課題解決のため、具体的な施策を策定しています。これが「東京水道施設整備マスタープラン」です。
このプランは、「東京水道施設再構築基本構想(平成24年3月)」等で示した施設整備の考え方を具体化するものです。意見募集で寄せられたお客さまからの意見も踏まえ、中長期的な施設整備の方向性を明確にしており、10年後の整備目標とその目標を達成するための具体的な取り組みがまとめられています。

プロジェクトがもたらす影響度・貢献度

今後、水道事業に影響を及ぼす首都直下地震等の自然災害、または気候変動による浄水処理への影響など、様々なリスクや課題に柔軟かつ適宜適切に対応できるようになります。
例えば、被害が最大と想定される元禄型関東地震が発生した場合。平成35(2023)年度までに管路の耐震継手率を57%に向上させることができれば、平常給水までの復旧日数を現在の30日から17日以内に短縮させることが可能。また、断水率についても現在の45.2%から29.3%に軽減します。平成33(2021)年度までに震災等による大規模停電時においても、お客さまに100%給水できるよう、自家用発電設備を整備していきます。
このように、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催中だけではなく、将来に渡って安全でおいしい水を供給し、「世界一の都市・東京」を支えていきます。

プロジェクト内での自身のミッション・役割

私は、水道施設整備の計画立案を担当しています。具体的には、水道局が行う施設の更新、耐震化、管路のネットワーク化など、整備を進めるためのスケジュール、施設・設備規模、事業費等の方針を策定します。震災等による大規模停電時においても、お客さまに100%給水できるよう、自家用発電設備の整備を計画・策定しました。
また浄水場には、ポンプ設備、薬品注入設備、排水処理設備、そしてこれらを運転するための監視制御設備等の重要な設備機器が多数存在しています。これらを計画的に更新するために、関係部署と調整しながらスケジュールを策定することも大切です。

都ならではのやりがい

朝霞浄水場

東京都の業務は、2020年東京オリンピック・パラリンピック、防災対策、福祉先進都市に向けた社会保障の充実、東京ならではの都市外交等、様々なステージが用意されています。その中で自分が活躍できる業務、自分の夢の一端を実現させられる業務に従事することを目標に取り組んでいます。これは東京都という大きな組織だからできる事です。
また、浄水場から各世帯の蛇口までの間に水が漏れる割合である漏水率は、わずか2%で世界最高レベルです。漏水率は、先進国の多くの主要都市でも、水道管の老朽化などが原因の水漏れで、約20%にのぼります。世界トップレベルの技術力も東京都の誇りです。

浄水場の整備時期と更新時期(イメージ図)