土木「「世界一の都市・東京」の実現に向け河川事業における長期ビジョンを策定」

担当プロジェクトについて

オリンピック・パラリンピックの開催が決まった東京は、史上最高の大会の実現に向け、万全の準備を進めていかなければなりません。同時に、地震の脅威や増加傾向にある集中豪雨への対応など、高度防災都市の実現に向けた諸課題にも対応していかなければなりません。このような背景のもと、都では「世界一の都市・東京」の実現を目指して、都政運営の新たな指針となる「東京都長期ビジョン(仮称)」の策定を進めています。
私は、長期ビジョンの策定において、建設局が所管する河川事業を担当しており、東京の河川をより安全・安心にして、また多くの皆様に親しんでもらえることをイメージしながら、河川整備の目標と実施計画の検討を係内で分担して行っています。

プロジェクトがもたらす影響度・貢献度

神田川・環状七号線地下調節池(杉並区)

長期ビジョンに基づいて河川事業を着実に進めることで、地震や豪雨、土砂災害への安全性が向上し、皆様が安心して暮らせる高度防災都市の実現が可能になります。
また、河川の安全対策に加えて、豊かな自然環境と皆様に憩いをもたらす取り組みを進めることで、水辺の魅力を更に高めるとともに、2020年のオリンピック・パラリンピックに訪れる人々をおもてなしするにふさわしい首都東京の水辺景観の創出が可能となります。

プロジェクト内での自身のミッション・役割

都の河川事業が抱えている課題を整理するとともに、将来あるべき河川の実現に向けて重点的に行うべき取り組みを検討し、また先進的な取り組みを積極的に盛り込んで計画案を作成します。そして、その計画案について関係部署との合意形成を図ることも重要な役割です。一つの事業の遂行には多くの部署が関係するため、計画を作成する上では土木職だけでなく、多様な職種との事前調整が必要不可欠となります。

都ならではのやりがい

隅田川スーパー堤防(白鬚西地区)

東京は日本の中枢であり世界的にも知名度があるため、実施されるプロジェクトには自然と注目が集まります。何より、2020年に開催されるオリンピック・パラリンピックといった歴史的なイベントに関われることも、都庁で働く魅力の一つだと思います。
私が携わる長期ビジョンの策定は、東京の河川について将来の夢を描き、今後の事業の方向性を示すことになるため、とてもやりがいや面白さを感じています。その一方で、将来の皆様にも受け入れてもらえる、そんな歴史の評価に耐えられるような河川を整備しなければならないというプレッシャーも感じています。