東京都職員採用

都庁の仕事
(各局紹介)

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産業労働局

産業や雇用に関する課題を解決し、
東京の活力を高めていく。

産業労働局

事業概要

産業労働局では、「中小企業の活性化や資金調達」「食の安全・安心」「ライフ・ワーク・バランス」など、ニュースでもよく耳にするこれらの問題をはじめとした、産業や雇用に関するさまざまな課題に対し、商工、金融、観光、農林水産、雇用就業の5つの分野で次のような取組を行っています。

1.商工分野

現在、都内には、約45万社の企業があり、このうち99%は中小企業です。都内経済の活性化のためには、多様な事業活動を通じて地域の経済を支え、東京の原動力となっている中小企業の持続的成長と発展が不可欠です。このため、商工部では、創業支援や、販路開拓支援、医療機器・航空機などの成長産業分野への参入支援、商店街振興など、都内中小企業の幅広いニーズに対応した施策を展開しています。また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機として見込まれるビジネスチャンスを東京のみならず全国に広げるためのさまざまな取組を実施し、日本全体の経済活性化を図っています。

2.金融分野

中小企業の安定的成長には円滑な資金調達が不可欠です。そこで、金融部では、関連機関が協調して資金を提供する東京都中小企業制度融資のほか、中小企業の所有する動産や債権などを担保とするABL制度、地域の金融機関との連携による金融支援といった都独自の融資制度や、女性・若者・シニア層の地域に根差した起業・創業を促進するためのサポート事業などにより、中小企業の資金繰り支援を行っています。また、クラウドファンディングという仕組みの活用を支援することで、創業やソーシャルビジネスなどへの挑戦を促進しています。さらに、貸金業法などに基づく貸金業者の登録や指導を通じて、貸金業者の業務の適正な運営を確保し、資金需要者などの利益の保護を図っています。

3.観光分野

観光の振興は、海外からのインバウンド需要を取込むことにつながり、旅行者をはじめ、交通機関や宿泊業のほか飲食業を含めた幅広い産業に経済面の波及効果と雇用の創出などを生み出して、地域の活性化にも寄与する取組です。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会とその先を見据え、東京が旅行者にとって世界最高の観光都市となることを目指して、①消費拡大に向けた観光経営、②集客力が高く良質な観光資源の開発、③観光プロモーションの新たな展開、④MICE誘致の新たな展開、⑤外国人旅行者の受入環境の向上、⑥日本各地と連携した観光振興の6つの戦略に基づく施策を展開しています。

小笠原諸島(世界自然遺産)

小笠原諸島(世界自然遺産)

4.農林水産分野

東京の農林水産業は、大消費地に近い立地条件を活かし、多種多様な農林水産物を生産しています。また、その生産資源である農地や森林、海などは都民が身近に自然と親しめる貴重な場でもあります。農林水産部は、農林水産業の生産振興や基盤整備を進め収益性などの向上を図るとともに、教育・レクリエーションの場の提供や地球温暖化対策への貢献など、潤いのある豊かな都民生活の実現に努めています。重点的な取組として、食の安全・安心の確保、都市農地の保全、海洋資源の回復、森林の整備と林業の再生などを積極的に展開するほか、島しょ地域においても、主要産業としての振興を図っています。

食育フェア

食育フェア

5.雇用就業分野

都民のさまざまなニーズに応え、雇用・就業の促進を図るため、仕事に関するワンストップサービス機関である「東京都しごとセンター」を設置し、若年者から高齢者まで全ての年齢層の求職者を対象に、キャリアカウンセリングやセミナー、能力開発など、きめ細かな就業支援を行っています。また、「職業能力開発センター」での公共職業訓練や民間企業と連携した職業訓練を通じて、東京の産業を支える人材を育成するとともに、「労働相談情報センター」では、労働相談や労働問題に関するセミナーを実施しています。平成28年度からは、働き方改革の実現に向けた取組を推進しています。

公共職業訓練「木工技術科」

公共職業訓練「木工技術科」

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CONTENTS

人を知る

職員紹介

森林は、子孫からの預かりもの 比留間 大貴 産業労働局 森林事務所 保全課【林業】 2017年入都 経済学部 経済学科

平成30年12月時点

入都動機・きっかけ

比留間 大貴

私は前職で木質建材メーカーに勤務し、国産材や各都道府県産木材の利用推進に関わる仕事をしていました。その中で、東京都が実施する多摩産材の利用推進事業に携わる機会があり、都の林業施策に触れたことが入都のきっかけです。「伐って、使って、植えて、育てる」という森林の循環を進めるための能動的な取組みや、都民の水がめである水道水源林の保全など、他県にはない意欲的な取組みを知り、自らもその一員として働きたいと心を強く惹かれました。

今の部署の仕事について

産業労働局森林事務所は、多摩地域の森林の整備や保全、林業の振興、木材利用促進等、森林や林業に関する幅広い業務を行っています。その中で私は、山腹斜面の崩壊や渓流の浸食等を防止して森林の保全を図る、治山事業に従事しています。主な担当業務は、治山ダムを始めとする治山施設の設計や工事監督で、基本的な仕事の流れは以下になります。
まず、各種調査や市町村等からの要望をもとに災害や荒廃の恐れのある森林を抽出・調査し、危険度等に応じて事業箇所を決定します。次に、事業箇所を測量して工種・工法を決定し、図面を作成します。それに基づいて、設計及び工事金額の積算を行い、入札手続きとなります。そして、入札による工事業者の決定後、工事の監督・指導に当たります。施設の完成後に竣工検査を受けて合格すれば、一連の業務は完了です。

学生時代の専攻や勉強はどう活きているのか

学生時代は経済学部でしたので、当時は自分が林業職として勤めることになるとは思いも寄りませんでした。しかしながら、仕事の段取りや文書を作成する上での文章力、治山施設を設計する上で欠かせない数学的な知識など、仕事の基礎となる部分で学生時代の勉強が生きていると感じます。もちろん、大学時代に森林系の勉強をされていた方であれば、学んだ知識をより直接的に仕事に活かすチャンスがあるかと思います。

比留間 大貴

働いて実感する魅力と
やりがい、将来像

比留間 大貴

大都市である東京は、林業職と縁がないと思われるかもしれません。しかし多くの人々が集まる東京だからこそ、求められる仕事があります。人々を災害から守る強い森林、花粉症対策のための花粉の少ない森づくりなどはその一例でしょう。また、かつて神奈川県に属していた多摩地域が明治期に東京へ編入された背景には、「大都市・東京の水源確保のため、水源林を自ら管理する」という大義がありました。
このように、東京は森林と深く結びついています。諸先輩方のように私もそれを支える一葉となれるよう、働いていきたいです。

2018年度の仕事の流れ

各種業務の引継ぎ、昨年度から継続して実施する工事の監督業務・竣工検査。

今年度の担当工事1件目に着手(担当工事は3件)。
測量や地権者との打合せ、設計・積算業務等を進める。

来年度工事の予算要求に向けた事業箇所の選定、現地調査、各種資料の作成。

大雨シーズンを迎え、市町村と合同で災害パトロールを実施。
1件目の担当工事の設計書が完成し、入札手続きに入る。

2件目の担当工事に着手。月内に設計書が完成し、入札手続きに入る。

1件目の担当工事の工事業者が決定し、工事監督業務に入る。
3件目の担当工事に着手。

台風シーズンを迎え、適時災害パトロールを実施。
2件目の担当工事の工事業者が決定し、工事監督業務に入る。

3件目の担当工事の設計書が完成し、入札手続きに入る。

3件目の担当工事の工事業者が決定し、工事監督業務に入る。
1件目の担当工事が完了、竣工検査。

国の補助を受ける事業に関する予算要求資料の作成。

2件目の担当工事が完了、竣工検査。

3件目の担当工事が完了、竣工検査。
次年度への引継ぎ資料作成。

卒業後からの経歴

2017年
入都
産業労働局森林事務所 保全課 秋川林務出張所治山担当
治山事業の執行に関わる業務
漁業者と共に負けない水産業を造る 國分 翔伍 産業労働局 農林水産部 水産課 【水産技術】 2015年入都 水産学研究科

平成30年12月時点

入都動機・きっかけ

國分 翔伍

大学院に在学時、島しょ地域における水産業について学び、島しょの水産業が抱える諸問題の克服のために、就職後は島しょ漁業の発展に貢献できる仕事がしたいと思うようになりました。就職希望先は島しょ漁業の振興に携わることができる、都道府県や水産関連会社を志望いたしました。東京都を最終的に選んだ理由としては、生まれ育った地ということもありましたが、それ以上に、広範な海域を有し温帯から亜熱帯にかけて点在する伊豆七島や小笠原諸島などの島々の多様性に魅力を感じ、他では経験できない仕事ができると思ったからです。

今の部署の仕事について

私は水産振興担当に所属し、島しょ地域の漁業において必要不可欠な冷凍冷蔵施設や製氷貯氷施設といった漁業基盤施設などの整備に係る、補助事業を担当しています。
伊豆七島から小笠原諸島にかけては、9の町村に10の漁業協同組合があり、各島におおむね一つの漁協があります。現地の漁協ではそれぞれ漁業関連施設が整備されており、氷の製造や漁獲物・餌の保管など日々の漁業活動に活用されています。島しょ地域ではこれまで施設整備が適宜実施されてきたことから、既に一連の施設の整備が完了し、近年は施設の更新の段階に入り、改修や更新等の要望が増加しています。実際に現地を訪れ、施設の現状や地域事情の確認を行いながらこれらの要望を精査し、実施に向けた予算確保を行うのが私の主な仕事です。

印象的だった仕事の
エピソード

南北1,000㎞にわたって島が点在するため、島ごとに抱える課題がさまざまであり、それらの課題に対応するためには大規模な財政基盤が必要です。東京都は予算規模が非常に大きく、国の補助金に頼ることなく、都の単独での事業を展開することができます。このため、現場の意見をより広範に組み込むことができ、現地における事情に合わせた柔軟な対応をとることができることから、よりスピード感のある仕事をすることができます。

國分 翔伍

学生時代の専攻や勉強はどう活きているのか

私は、大学では水産学を専門とした水産学部に在籍していました。日頃の講義などで学習した水産物や漁法等の知識を、実際の仕事で活用する機会は多くあります。特に大学院では、島しょ地域の漁業について力を入れて勉強を行ったため、実際に現地の取り組みを見たり聞いたりしたことで、島しょ地域における漁業の特殊性や多様性を知ることができました。この経験をもとに、小笠原に赴任した際には、他の地域との共通点や特異的な点を整理することができ、現地の水産業の理解に役立ち、新たな取り組みへの提案をすることもできました。

働いて実感する魅力と
やりがい、将来像

國分 翔伍

東京都では、水産課や島しょ農林水産総合研究センターが行政や試験研究の面から水産振興を図っています。内水面や内湾、島々によって漁業形態が異なり、現地の水産業が抱える問題は多様です。私は昨年まで小笠原に赴任し、漁業者と共に地域の課題に取り組んできました。今年度は一転して、本庁水産課にて島しょ地域全体を対象とした水産振興に取り組んでいます。地域に根ざしたものから、広域にわたるものまで、幅の広い多様な仕事ができるのが東京都の魅力です。今後も的確な支援を行い、島しょの水産振興に貢献したいと思います。

ある1日の流れ

出勤
メールを確認し、支庁及び役場等からの問合せに対応

支庁・役場・漁協の各担当者を集め、施設整備事業のヒアリングを実施。
施設整備の目的や効果が補助事業の目的として適しているか、
無理な計画が立てられていないか確認し、改善などの指示を実施

昼食
水産関係のニュースを確認し、情報収集

国へ提出する書類等の作成
国事業交付要綱に基づき、事業着手に伴う着手報告書を作成

漁協などから提出された施設整備に係る設計書を確認設計書の内容が補助事業の目的及び計画とずれがないか、不要な設備が含まれていないか等を確認し、問題点や改善点を漁協に対して指導

翌日予定業務の確認後、退勤

卒業後からの経歴

2015年
入都
総務局 小笠原支庁 産業課 水産係
漁船の登録事務や漁業許可等の種々の申請業務、漁業取締の実施、補助事業の執行に係る事務
2018年
産業労働局 農林水産部 水産課 水産振興担当
島しょ地域における施設整備に係る補助事業の進行管理や国・都予算の要求に係る事務
しなやかな考えを持ち、さまざまな視点にたてる職員に 助川 奈々子 産業労働局 金融部 金融課 2014年入都 人間社会学部 文化学科

平成28年9月時点

入都動機・きっかけ

助川 奈々子

人々が「日本らしい豊かな生活」を送れるよう、安心して暮らせる基盤づくりの仕事に興味がありました。そして、学生時代の市役所でのインターンシップをきっかけに、地方自治体で働くことを考えるようになりました。住民との距離がとても近い市役所と、都庁とでかなり悩みましたが、東京都はいろんな地域から人が集まる都市で、かつ数多くの企業や学校なども集まる都市のため、より大きな発信力・影響力を持つことに魅力を感じました。また、財政の規模も大きく、新しいことに取り組める自治体であることから、最終的に都庁を志望しました。

今の部署の仕事について

都庁が中小企業などに対して行った融資について、借受者へご返済のための連絡・調整や、担保として設定した抵当権の完済後の抹消手続など、債権の管理を行っています。昭和30年代から実施していた融資もあるため、借受者本人や関係者の方が亡くなっていることも多く、ご返済の交渉に至るまでには区市町村への照会や現地確認など、さまざまな調査が必要となります。融資の元手となっている貴重な税金の適切な活用のために、十分な調査を行い、回収の機会を逃さないよう、債権を適切に管理することを日々心掛けています。

学習しようと思った背景/利用した制度について

これまでに資格取得支援制度を利用して、ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士3級、日商簿記検定3級を取得しました。また、大学公開講座受講支援制度を利用して、文章作成技術や管理会計についても学習してきました。これらの勉強に取り組んだ理由は、学生時代に行政の仕事に直結する勉強をしていなかったため、入都後に法律の読み方から経理の知識まで、仕事に関わる知識を持ち合わせていないことに不安を抱いたことがきっかけでした。そのため、どこの配属でも必要となる知識を身につけたいと考え、税金をはじめとした資産や、経理事務に関わる会計分野を中心に学習に励みました。制度を利用したことで上司からの応援も得られ、「絶対に合格するぞ!」というモチベーションにもつながりました。また、自己負担額が低いため、積極的に複数の学習に取り組むことができました。

助川 奈々子

日々の業務に活かせていること

平成28年度に初めての異動を経験し、現場に出ることが多かったそれまでの業務から一転、企業の決算書などを読み、経営状況などを判断することや、さまざまな法律を調べて、根拠に基づく対応を求められるような業務に携わることになりました。都民の方々は、その業務の担当者を頼りにしてお問い合わせをされます。そのため、1日も早く新しい業務に慣れる必要があります。私の場合、ファイナンシャル・プランナー(FP)や簿記検定の勉強を通して基礎的な知識を習得していたので、新しい仕事を理解する上で大きな助けとなりました。

働いていて実感すること

助川 奈々子

東京都には「日本」としてイメージされるような、世界でも有名な観光地がいくつもあることに魅力を感じています。庁舎では、毎日のように観光にいらっしゃるお客様たちを見かけますが、東京都は日本の面白いものが集中する都市だということを実感します。今後は、他の自治体や企業、教育機関など、さまざまな主体と連携し、一体となって東京都の魅力を作り上げていく仕事に携わりたいと考えています。そのため、語学力を身につけること、あるいは東京都には何があるのかを肌で感じるために、都内の観光地など、もっといろいろな地域に足を運んでみたいと思っています。

ある1日の流れ

出勤
課の収入状況を確認

管理する債権の返済交渉のため、債務者の会社を訪問
事業の運営状況などのお話を伺い、収入状況にあわせて返済額を交渉する

帰庁
出張の調査報告書を作成、報告

他県から依頼のあった債権管理の状況についての調査に対し回答

退勤

卒業後からの経歴

2014年
入都
産業労働局 東京都農業振興事務所 農務課 農地係
国有農地などの管理事務
2016年
産業労働局 金融部金融課 債権管理担当
中小企業設備近代化資金貸付金にかかる債権の管理